●呼びかけ文
雇用や社会保障の危機が日々のニュースとなり、格差や貧困の問題はこの住吉地
域においても切実な課題として目に見えて私たちに迫っています。失業者や野宿
者ら生活困窮者や、心身に障害や病気を抱えたり、ケアを必要としている人々、
謂われなき差別や排除に苦しむ人々。孤独のうちに様々な困難や問題を抱えた人
々が、地域の中で生きづらいまま生きています。
昨年末には49歳の元派遣労働者が、苅田のアパートで孤独のうちに命を落とすと
いう痛ましい事件も起こっています。失業・不況などを理由にホームレス状態と
なる労働者も、若年層を含めて次々と生まれていますし、生活保護受給率も上昇
しています。長居公園の野宿者のテント村が強制排除されたように、生活困窮者
がなお地域で生きていける場所が失われています。障害者自立支援法のもとで、
自立生活を阻害される障害者や、存続を危ぶまれる小規模作業所があらわれてい
ます。
数年来、この国は改革の名のもとにコスト削減と競争主義を追い求め、結果とし
て地域社会は人びとの連帯という豊かさの根幹を少しずつすり減らしてきてしま
ったようです。心の「溜め」を失った社会は、ほんのささいなことで傷つき、
仕事や家や、家族や友人を失わせてしまいます。
私たちはこの地域で長年にわたって、失業者や障害者らが誰もが違いを認め合い、
ともに生きていける社会づくりをめざして活動してきました。私たちは、困難
を生きる人びとと、同じ地域を生きる隣人として、思いやりと協力により共に生
きて行くことができると信じています。さまざまな人びととつながりあうことに
よって、豊かさを失わせてしまった地域社会に働きかけ、より豊かな社会を作り
出すことができると信じます。
共に悩み、話し合い、知恵を絞って問題を解決するという意味での福祉活動、
ないしは相互扶助活動の拠点を作りたい。あるいは、お互いから学ぶ場所、生き
るハリや甲斐を得る場所を作りたい。相互理解を取り戻すため、出会い直しの
場所を作りたい。さらに、孤独と困難を抱えた人びとの駆け込み寺となりたい。
以上の趣旨から、「オシテルヤ」を設立、運営してゆきます。万葉集に詠まれた
うたから拝借した「オシテルヤ」の名称には、世界に開かれた新しい風が吹き込
む場所でありたいという思いがこめられています。
「オシテルヤ」運営委員会の設立総会に、ぜひご参加ください。
「オシテルヤ」運営委員会 設立総会
●日時:2009年4月26日(日)14時〜16時
●場所:東住吉会館(地下鉄「駒川中野」、近鉄「針中野」、JR「南田辺」、東
住吉警察署交差点を東へ。大阪市東住吉区東田辺2-11-28、06-6699-1100)
オシテルヤ運営委員会 呼びかけ人グループ
お問い合わせ連絡先(暫定)
電話 :090-1953-0886(中桐)、090-1905-9514(芳井)
E-Mail:npo_genki_net@hotmail.co.jp(NPO法人長居公園元気ネット)
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