■2004−8−29
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☆★☆ 週刊コマイナー(通称:週コマ) ☆★☆【016】
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♪らーら−らーらーらー おーミルキィ・スマイル
 あなーたーのー 腕の中で旅をーするー
 おーミルキィ・スマイル 抱きしめて
 やわーらかなー その愛でー
                    (松田聖子:風は秋色)
午前6時。
秋の気配を感じる大阪の町を自転車で走りながら、ふと口から
こぼれだしたこの歌。
タイトルにつられて歌いだしてはみたものの、こうして文章化すると
とてつもなく恥ずかしい気持ちにさせる詩だと気づいたけどもう遅い。

♪(中略)泣き虫なのは あなたのせいよ 
 震える心 愛のせいなの
 冷たい砂 足跡ふりかえれば 
 遠くで(ぴゃーら)微笑む(ぴゃーら)
 あなたをあなたを か・ん・じ・て・る・わ
 らーら−らーらーらー おーミルキィ・スマイル・・・(以下繰り返し)
 
と、1番を歌い切らないと、アナザー・ミー(もう一人の僕)の気が
おさまらない。
幸いに2番の歌詞に詰まってしまってそのままフェードアウト。
ところが、間髪入れずに「風たちぬ」のイントロが流れてきて、

♪か・ぜ・たち・っぬー 今は秋ー
 今日から私はー こ・こ・ろ・の・た〜(ウン)びぃび〜と〜
                     (松田聖子:風たちぬ)
と、早朝の今里交差点の信号待ちでこぶしをまわして歌う僕は、
誰の目からも明らかな「心の旅人」さんであったに違いない。
 ”恥の多い生涯を送ってきました。”(太宰治:人間失格)
このように、せめて文学作品からの引用を心がけたいものです。

♪涙顔ー見せたくなくてースミレひまわりーフリージアー・・・

僕はいつもひょんなきっかけで昔聞いた歌が脳の中を暴走します。
歌詞なんてぜーんぜん覚えてないと思っていても、そんなときは
案外すらすらと出てくるのが悩ましい。

♪あなたはー、気絶するほどー悩ましいー
                 (チャー:気絶するほど悩ましい)
とキーワードで数珠つなぎに攻撃される。
自分ではコントロールできないのです。
意識下にある僕よりも、無意識下にいるもう一人の僕の方が強い。
・・・あー悩ましいったら悩ましい。
当初は、ちょっとした秋の訪れを感じる美しいエピソードを導入部に、
アテネよりも暑い我が部屋を扇風機ひとつで乗り切った35歳の挑戦
と栄光を讃えるドキュメンタリー風の通信にする予定でした。
思い通りに行かないのは人生も文章も一緒。少なくとも僕にとっては。

♪うまくゆく恋なんて 恋じゃないー

恋もまたしかりであるとチャーさんも歌っております。
特に今回の通信は、大盛況だった阿倍野ヒューマンドキュメンタリー
映画祭でお近づきになったドキュメンタリー映画の監督やカメラマン
録音の方々に初めて送る回なので少しでもかっこつけたかったのに。

♪かっこかっこかっこかっこかっこかっこかっこ つけて泣きたいわー
 ロックンロールウィドウ・アハハ ロックンロールウィドウ・アハハ
 いい加減にして 私あなたのママじゃーないー
                 (山口百恵:ロックンロールウィドウ)

はい、いい加減にします。こりゃまたどうも失礼しました。