■2004−12−5
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☆★☆ 週刊コマイナー(通称:週コマ) ☆★☆【030】
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もうすぐあの12月8日がやってくる。
12月8日に何があったでしょう、と問われて何を答えますか?
1941年の真珠湾攻撃
1980年のジョン・レノン射殺事件
他にもいろいろあったのだろうけど、僕にはもう一つ忘れられない
出来事がありました。
1982年三波伸介死去

誰よ、その人?という人いるのかなぁ。
円楽さんの前の「笑点」司会者ですよ。
僕は決して笑点マニアではないのですが、三波伸介の時代が
最高だったと断言します。
(と言っても立川談志時代は生まれてなかったけれど)

ごほん、と言えば龍角散

日曜日は日が暮れるまで外で遊びまわっていたけれど、このTV
コマーシャルが流れる頃には家に帰って大喜利だけは見てました。

手を上げて 横断歩道を渡りましょう 松崎真でございます

なんて座布団配り係が言っていたから、僕だけでなく全国の子ども
たちもみんな笑点を見ていたんでしょうね。
歌丸と小円遊のいがみ合いがヒートする頃、
「ご飯できたからそっち持って行って。」
との母親の声が聞こえる。台所と茶の間をお盆を持って往復する
のが末っ子で長男の僕の役目。
6時からは「てんとう虫の歌」「ガッチャマン」などのタツノコプロ製作
アニメを見る。続いて、

明日を作る技術の東芝がお送りいたしまぁーす(いたしまぁーしゅ)

の「サザエさん」。
7時は「びっくり日本新記録」とか?なんかあんまり記憶が無いけ
れど、7時20分からは必ずNHKの「お笑いオンステージ」でした。
そこでまた三波伸介が登場します。
”てんぷく笑劇場”というコメディー芝居の後に、

続いて、減点ファミリーのコーナーです

で始まる減点ファミリーがいつも楽しみでした。
ゲストの子どもや孫に、三波伸介が顔の特徴を質問します。
「顔は丸いか?」「ううん、四角い」
「目は優しい?」「優しい」
そんなやりとりをしながら三波伸介はボードにペンでゲストの
似顔絵を見事にサラサラと書き上げます。
そしてご本人が登場。
ゲストが問題に間違えると×マークが容赦なく似顔絵に張りつけら
れます。でも最後に子どもが作文を読むと必ず三重丸や花丸だらけ
になって終わるのです。この丸だらけの似顔絵を見ると、来週もいい
ことがありそうな幸せ気分になりました。
三波伸介は芝居も面白かったけれど、何よりも人との受け答えが
絶妙でした。
笑点での座布団のやりとりも、お決まりで似顔絵を丸だらけにする
時も、おおらかで優しくて嫌味がなかった。
あの時代の肌触りを暖かく思い起こさせる人でした。

中学2年の12月8日午後3時過ぎ。
FMのジョン・レノン追悼特集番組をエアチェック(死語だなぁ)しながら
僕は期末試験の勉強をするふりをしていました。
その番組中、「スターティング・オーヴァー」や「インスタント・カーマ」の
合間に、速報として短く三波伸介の訃報が伝えられました。
エアチェックしたテープはしばらく愛聴していたから、その時に感じた
漠然とした喪失感は繰り返し思い出されました。
そのせいか、ジョンの曲を聴くと三波伸介の笑顔がふっとよみがえります。
そんなぁ、ジョン・レノンと三波伸介が結びつくなんて強引だよ、と思われる
かもしれませんが、ビートルズより先に”ずうとるび”に出会ってしまった僕
には違和感ありません。
ところで、ずうとるびって笑点のちびっ子大喜利の人気メンバーで結成した
グループだって知ってました?僕は最近知りました。
びっくりしたなぁ、もう

と、日記(週コマ)には書いておこう